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iPhoneゲームアプリ開発プロジェクト作品公開

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ゲーム制作は、プログラマー・グラフィックデザイナー・ミュージシャンなど、多種多様なクリエイターが集まっておこなわれます。これまでもプログラマー志望の学生とグラフィックデザイナー志望の学生を同時に教える授業を設定することで、円滑なゲーム制作ができる人材育成をおこなってきました。さらに2009年度からは、コラボレーションの充実を目指し、Apple製の携帯電話端末であるiPhoneの上で動作するゲーム開発をおこなうための、グループワークによるプロジェクトを発足させました。

iPhoneは、マルチタッチパネルや加速度センサなどを組み合わせた、優れた機能を提供する革新的な技術がふんだんに盛り込まれた携帯電話端末です。Appleから提供されるiPhone SDK(ソフトウエア開発キット)は、Mac OS Xを活用するスマートなプログラミング環境で、グループでの大規模なプロジェクトに対しても円滑なサポートがあり、オリジナルのアプリケーションソフトウエアの制作が可能となっています。

このプロジェクトでは、学科の全学生を対象にスタッフ募集をおこない、応募した学生各自の得意な技能を活かして、チームでゲーム制作に取り組みます。学年の枠を超えてチームを編成しますので、1・2年次生は先輩からの指導によって技術の向上を図り、3・4年次生はプロジェクト全体を見渡す視野を養っていくことができます。

2009年度には、「Flip Guard」「Irons War」という2本のアプリケーションを、Appleの運営するアプリケーションのダウンロードサービスAppStoreで公開しました。


世界最大! 東京ゲームショウへの出展

東京ゲームショウの様子1東京ゲームショウの様子2

デジタルゲーム学科では、世界でも最大規模のコンシューマゲームの祭典である「東京ゲームショウ」に、2007年度から継続して学生作品の展示ブースを出展しています。出展作品は、2段階かつ3ヶ月にわたる学内コンペを経て、多数の応募作品の中から選出しています。ビジネスデイに見学されるゲーム業界の方々からは、その作品レベルの高さから、非常に良い反応を得ています。その結果、多くの企業から人材募集やインターンシップ受け入れなどの協力を頂き、産学連携に繋がっています。

また、数少ない大学からの出展ということで、海外からの注目度も高く、多くの大学・企業からの国際的な提携の申し入れがあり、本学のイメージアップにも繋がっています。


テクノロジーとアートの祭典 「なわてん」

なわてんグランプリなわてん受賞作品1なわてん受賞作品2

デジタルゲーム学科とデジタルアート・アニメーション学科の合同で、卒業制作作品の展示を中心に各種イベントをおこなう「なわてん」。そのネーミングは「四條畷キャンパス」と「展覧会」をかけたもので、ゲーム、アニメーション、イラスト、写真、映像、Web、立体作品など、さまざまなジャンルの作品が展示・上映されます。

イベントの最後を飾るのは、優秀作品を表彰する「なわてんグランプリ」。卒業制作をおこなう学生の大きな目標であり、受賞作品は各方面から高い評価を得ています。

なわてん

ゲームを軸に広がる国際交流

シェリダン大学江南大学ユトレヒト大学

カナダ国旗シェリダン大学/トロント大学

CG・アニメーションの分野で世界的に有名なシェリダン大学(オンタリオ州オークヴィル)およびトロント大学(オンタリオ州トロント)と提携し、カナダ短期交換留学を実施しています。両国の学生がペアを組んで、3月に約2週間ホームステイをしながらカナダの両大学での研修を経験。5月にはカナダの学生を日本に迎え交流を深めています。

中国国旗江南大学

中国の重点大学である江南大学(江蘇省無錫市)との間で、デジタルコンテンツ制作の分野での国際的な人材育成プログラムを結んでいます。日本語や日本文化、専門科目を1年半学んだ後に来日した留学生は、本学の2年次に編入し、将来の中国のコンテンツ産業の中核を担うべく教育プログラムに取り組んでいます。

ニュージーランド国旗ユトレヒト大学

2010年度より、芸術文化の分野においてヨーロッパ最大のユトレヒト大学(ユトレヒト州ユトレヒト)との交換留学生制度が実施されます。ヨーロッパの中でもオランダはデジタルゲーム開発に積極的な国であり、学生は各自の特性に応じてプロジェクトに参加することができます。なお、指導は英語でおこなわれます。


学科を代表するユニークな授業

ゲームインタフェース実験風景

ゲームインタフェース実験(担当:横山宏准教授)

「ゲーム脳」に関する悪評諸説が巷であふれていますが、多くの専門家は、科学的な解明が十分にされていないとしています。現状では、ゲームが脳の発達に与える影響は、「良い場合も/悪い場合も」いろいろあるとされています。本実験では、実際の医療用器具を用いて、ゲームプレイ中の脳波を測定します。その分析の複雑さを実際に体験することで、データに対する科学的処理の心構えと、科学的レポートの記述方法を習得していくことに主眼をおいています。そしてこの実験を通じて、ゲーム開発者は脳に与える影響にも視点を置くことが重要であることを認識してもらうことを意図しています。

日本語表現法風景

日本語表現法(担当:藤田高弘教授)

デジタルゲーム学科開設以来、語り継がれるユニークな授業として多くの学生が履修する「日本語表現法」は、自分の考えを人に伝えるための「書く」「聞く」「話す」の基礎から、能動的に「考えて発言し、意見を調整しながら、ひとつの企画を完成させて発表する」というグループワークまで、実践的かつユニークな展開で進めています。型にはまった授業ではなく、プレゼンテーション道場と化した教室は、熱気と笑いに満ちあふれています。新入生歓迎会でのパフォーマンス企画や、学科教員が総動員で審査にあたるゲーム企画プレゼンテーション大会など、エンターテイメント性が満載です。


マルチタッチメディアテーブルを活用したコンテンツ制作

マルチタッチメディアテーブル

計測ハードウェア研究室(高見研究室)で開発されたマルチタッチメディアテーブルは、超短焦点プロジェクタと近赤外線レーダーを組み合わせることで、マルチタッチ機能を持った大画面ディスプレイを実現しています。このテーブルはタッチの位置だけでなく、タッチ動作の速さ、タッチする方向、タッチするものの形状も認識できるため、これまでにない多彩な入力操作が可能となっています。新しいゲームプラットフォームとしての期待も大きく、マルチユーザー型のアーケードゲームをはじめとして、教育現場でのエデュテイメントや公共スペースでのメディアアートなど、学生たちのアイデアによる多彩なコンテンツが続々と生み出されています。


デジタルコンテンツを核とした都市再開発

寝屋川市駅前の市街地再開発事業

寝屋川市駅前の市街地再開発事業において、都市計画道路の整備が進んでいます。本学寝屋川キャンパスへもつながる重要な道路で、再開発地区には本学の新校舎建設も予定されています。デジタルアーキテクチャ研究室(上善研究室)では、この道路を中心として賑わいのある楽しい街づくりに向けて、デジタルコンテンツを核とした都市再生を、その主役となる市民や学生のみなさんと一緒に考えています。文化を伝え、高齢化社会に対応し、安心・安全でエコな街づくりのために、情報技術を応用して、最先端の英知を集結して取り組んでいます。大学と地域が連携し、みんなで楽しめるイベントや街の顔をデザインできればと思います。